学習設定
Notebase ごとに決める 1 日の上限と目標とする記憶保持率、そしてスケジュール全体が基準にしている 1 日の区切り。
学習設定はアカウントではなく Notebase に属します。300 語の試験対策リストと、じっくり育てる読書ノートの Notebase を、まったく別のペースで走らせられます。
場所
readfrog.app/home を開き、その Notebase の行の アクション メニューから オプション を選びます。入力欄は 3 つ、それで全部です。
1 日の上限
1 日の新規カード と 1 日の復習カード は、1 学習日のセッションでそれぞれ何枚まで出すかを制限します。-1 は無制限で、どちらも初期値は無制限です。
2 つの上限は別々に、独立して数えられます。新規カードの上限に達しても復習は止まりませんし、その逆も同じです。
上限を消費するのは、その日そのカードに初めて答えたときです。答えを取り消せば枠は戻り、スキップしたカードや永久停止したカードは枠を消費しません。
どちらを設定するか
1 日の復習カード が正直なブレーキです。積み残しは復習でできあがるので、ここに上限を置くことが、「終われない 1 日」を「始められない 1 週間」に変えないための手立てになります。
1 日の新規カード は、数週間後のその積み残しの大きさを決める数字です。今日引き受ける新規カード 1 枚は、続く数か月に散らばる約 10 回の復習になります。追いつける速さより早く単語を保存しているなら、下げるべきはこの数字です — 復習の上限に手を付けるよりずっと前に。
上限はカードを失わせるものではなく、後ろにずらすだけです。上限を超えたカードは期限を迎えたままで翌日また戻ってくるので、1 日 40 枚生まれる Notebase を 1 日 20 枚で 1 週間走らせれば、キューは静かに積み上がります。今日は終わりました が早々に出続けているのにキューが伸び続けているなら、新規カードの上限は低すぎるのではなく高すぎるということです。
記憶保持率
記憶保持率 は目標値です。次にそのカードが出てきた時点で、どれくらいの確率で思い出せていたいか。初期値は 90%、指定できる範囲は 30% から 100% です。
見えるカードの枚数ではなく、間隔そのものを変える唯一のつまみです。保持率を高く求めればすべての間隔が短くなり、覚えている量も復習の量も増えます。低くすれば間隔が伸び、復習は減って忘れる量が増えます。
| 設定値 | 効果 |
|---|---|
90% より上 | わずかな上積みのために復習量が目に見えて増えます。締め切りのためには見合いますが、習慣にするには見合いません。 |
90% | 初期値。ほとんどの教材にとって良いバランスです。 |
80–85% | 復習は減り、学び直す忘却カードは増えます。量が多く、失敗しても痛くない Notebase なら妥当です。 |
80% より下 | もう一度 に出会う回数が増え、忘却の代償が節約分を上回ります。 |
変更は各カードの次の答えから効きます。既にある期限日は書き換えられません。
学習日
ここまでのすべては 学習日 で数えられ、1 学習日はお使いのタイムゾーンの 04:00 から翌 04:00 までです。午前 1 時のセッションは前の日に属します。それがまさに狙いで、一度の夜更かしが明日の枠を静かに食いつぶすことはありません。
タイムゾーンは 設定 → 環境設定 → 言語と時刻 → タイムゾーン から取られます。遠出したあとや、復習が変な時刻にリセットされているように感じるときは、一度確かめておく価値があります。
1 つのノートから 1 日 1 枚
これは設定できません。そして、探しても見つからない設定とはこれのことです。
1 つのノートに複数のカードがある場合(Notebase にカードテンプレートが複数あるとき)、ある日に出てくるのはそのうち 1 枚だけです。それに答えると、そのノートの他のカードは明日まで順番を譲ります。したがって、テンプレートを 2 つ持っても同じ素材の 1 日の負荷が倍になることはありません。
ここでは変えられないもの
スケジューラーはこの 3 つより多くのパラメーターを持っています。それらは Notebase ごとに保存されますが画面には出しておらず、妥当と判断された値が入っています。
| パラメーター | 値 | 内容 |
|---|---|---|
| 学習ステップ | 1 分、10 分 | 新規カードが本当の間隔をもらう前に、同じセッションの中で歩くステップ |
| 再学習ステップ | 10 分 | 忘却したカードがどこから再開するか |
| 最大間隔 | 36,500 日 | 1 つの間隔の上限 — 実質的に上限なし |
| リーチの閾値 | 忘却 8 回 | この回数を忘却すると、カードは自動的に永久停止されます |
| 間隔のゆらぎ | オフ | 将来の日付をばらすために間隔に乱数を混ぜるかどうか |
ただし学習ステップと再学習ステップは、永久に固定というわけではありません。オプティマイザーが記憶モデルの残りと合わせて、自分自身の復習履歴から計算し直します。何をしていて、いつ動くのかは復習スケジュールの決まり方で説明しています。
